B. Braunは企業として、常にまず人々のことを考えています。　人々の生活や健康を守り、向上させることは、B. Braunにとって何より大切なことです。　バーブに、「あなたの生活にとって大切なものは何ですか？」と問えば、彼女は「人よ」と答えるでしょう。　家族や友達、隣人との関係を大切に想う彼女にとって、「彼らが満足いく生活を送る手助けが出来れば、私はとても幸せなんです」　。

2017年度Annual Reportでは、そんな彼女の生活を垣間見ることが出来ます。　日常生活のことや、家族のこと、また、年齢を重ねることの喜びについても語ってくれています。

「イーグルグローブは私にとって、単に”暮らしている場所” という以上のもの。　あらゆる意味で、本当の”家”なのです。」

彼女はイーグルグローブというアイオワ州の中間に位置する小さな街に、夫のティムと共に住んでいます。　ここで3人の子どもたちを育て上げ、定年退職後、3人の孫と一緒に過ごしています。　バーブの先祖は1881年にノルウェイからアメリカに移住し、イーグルグローブの街の建設に携わっていました。　当時バーブの先祖が開いた農場のひとつで彼女は育ちました。　現在彼女は、そこから、ほんの100歩ほど離れたところで暮らしています。　「私は限られた世界しか知らないことになりますけれど、全く気にはなりません」　バーブはそう言って笑います。彼女にとっては、人々がお互いの生活に関わる、小さなコミュニティーに暮らすことが有難いことにほかなりません。 彼女たちを取り巻く豊かな自然、平和そして平らな土地にも深い愛情を抱いています。　「こんなに空が大きいところが他にあるかしら。　陽が上ると、一面真っ赤に染まるのよ。」

バーブはアウトドアが好きです。　孫たちと、そして犬も一緒に、ゴルフコースに出たり、そりで遊んだり、はしゃぎ回ります。　　活動的な生活が、彼女の健康にも良いようです。　ティムと一緒に、庭で収穫した野菜をたっぷり使った料理をします。 毎朝、ランニングマシンで運動もしています。　

「健康でいられることが当たり前のことでないことは、よくわかっています」

 「朝起きてストレッチをしながら、時々、どこも痛まないなんて信じられません。　それが当たり前のことでないことは、わかっています。　それに、それが神様や運命や自分自身のお陰だけではなく、現代の医療のお陰だということも。」

バーブは常日頃から、医療に興味を持っていました。　ほかの女の子たちが映画スターを夢見る中、彼女は人形相手にお医者さんごっこをしたり、いつか看護師になる夢を抱いていました。　そしてそれが現実となり、彼女は31年に渡り、熱心に仕事に従事したのです。　彼女は今でも積極的に、ヘルスケア分野の活動のみならず、ボランティア活動や教会関係の支援活動などに携わっています。　たとえば、彼女とティムは、「ミールズ・オン・ホイールズ」という活動で、体の不自由なお年寄りなどに食事を宅配しています。

「ティムは私の良きパートナーであり、無二の親友でもあります。　性格は全く違いますが、共通するものもたくさん持っています。　彼は私を毎日笑わせてくれますし、私の一番よいところを引き出してくれていると思います。　私も彼にとってそういう存在であればよいな、と思いますよ。」